薮田師匠は十勝にいながらも
かなり大阪弁のおっちゃんで、
十勝で大阪弁を聴けるのが嬉しかったのです。

自然栽培や病気のことを1から教えて下さった方です。

農業の方は夫に託して、
私は印象深く覚えていることを抜粋します。

『野菜とか食べ物はな、肥料もいらんねん。』
いやいや、農薬はなくてもええやろけど、肥料ないとできへんやんな！？
『庭の柿の木あるやろ？あれって勝手にできてるやろ。』
あ、ほんまや。勝手にできてるわ…
野菜と柿は違うんちゃうの？という意見。
では、それをどう証明する？？？

薮田師匠の野菜は自由に育っていて、
覚えてないけど、
何種類も一緒に植っている状態。笑
その畑を見る人はどこが野菜畑なの？ってくらい
めちゃくちゃ草ボーボーに見えるけど、
のびのび自由に育って気がラクそうな野菜たち。
もちろん、めちゃくちゃ美味しい。

『病気はな、食べるものからできるんや。
今の食べ物は変なもんばっかり入ってるからな。
自然栽培のものを食べてたらならへん。』
それからというもの、食品表示ラベルを見る癖がだんだん強くなっていきました。

私は小さいときから冷凍食品や加工食品、外食がかなり多かった方でした。
26歳のとき、子宮筋腫があるよと言われました。
小さいから手術適応ではないけど様子観察と。
29歳で不正出血があって受診したときも子宮筋腫はあると。
30歳で長女の妊娠がわかったとき、
あれ？？子宮筋腫はなくなりました。
ほんまに？？？と思ったけど、エコーで医師にはっきりとないと言われました。

複合的な要因はあるけど、師匠に出逢ってから
カップラーメンはやめたし、
冷凍食品もやめたし、
もちろん外食は行ってました。
意識と行動を変えただけで身体が反応してくれました。

vol.1で聴いた母の言葉
『農薬の吸いすぎみたいやで。
あとは井戸水好きなばあちゃんやったから
土地改良とかで水が汚染しとったんちゃうか。
遺伝するとか聞いたから検査したけど、
それは大丈夫やったわ。』
農薬とか添加物とか本来はないもの。
それを摂取すると身体から排除反応が起こるんやなぁと思いました。
排除する反応は健康な証拠。
溜め込んでしまうとがんやら慢性疾患やら出てきてしまうんやなと。

そして、私は病気に''遺伝''はないと思っています。
"環境"が病気を生み出すと思っています。


師匠のお父様とも仲良くさせて頂いていました。
当時、90歳。
30歳の私とゴルフに行き、ツーサムで回ったことがあります笑
全く認知症もなく、背筋がピーンとして、
会えばいつも光合成細菌の話をしてくれました。
降圧剤飲んだから耳が聴こえんようになったんやー！
ともおっしゃっておりました。
でも、いつもいつもにこにこ元気で、
奥様とも仲睦まじく、年をとったときの理想の夫婦像でした。
師匠のお父様はピンピンコロリでした。
訃報を聴いたときはショックでしたが、
お父様らしく感じました。

師匠たちとの出逢いで
ピンピンコロリを本気で目指したい
と思い始めた頃でした。

つづく